新庄剛志監督の日本ハムのBIGBOSS商標登録出願
新庄剛志監督の日本ハムのBIGBOSS商標登録出願
【日本ハムが「BIGBOSS」を商標登録できないことが発覚!第三者がひと足先に出願していた】というニュースが発信されました。
日本ハムファイターズの新庄剛志監督は、2021年11月4日の監督の就任の会見のとき、監督ではなく、BIGBOSSと呼んでほしいと発言したり、「BIGBOSS SHINJO」と記載した名刺を配ったりしました。
また、選手たちにも、監督ではなく、BIGBOSSと呼んでほしいと言ったりして、BIGBOSSが話題になりました。
そこで、商標登録出願の事実関係について調べてみました。
特許情報プラットフォームによると、
株式会社北海道日本ハムファイターズの出願以前の2021年11月8日、他人が「BIG BOSS」について、25類の「被服,ガーター,靴下留め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服,運動用特殊靴,運動用特殊衣服」に出願しています。
しかし、その出願について、2022年2月14日に拒絶理由通知書がなされました。
その適用条文は、第4条第1項第7号、第4条第1項第15号、第4条第1項第19号です。
第4条第1項第7号は、公序良俗違反、第4条第1項第15号は、商品又は役務の出所の混同、第4条第1項第19号は、他人の周知商標と同一又は類似で不正の目的をもって使用をする商標になるとの拒絶理由通知がなされています。
そのため、他人の商標登録出願が拒絶査定になれば、25類も登録できることになります。
ちなみに、「BIGBOSS」の商標登録出願は、2021年11月22日に株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメントの出願人名で出願していますが、2021年12月7日に出願人名義変更届を提出しています。
そのため、「BIGBOSS」の商標登録出願は、株式会社北海道日本ハムファイターズが承継しています。
なお、25類以外にも、数多くの区分で商標登録出願しています。
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