12月24日から1月15日までお休みをいただきます。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
特許庁は、2021年12月に商標登録に関する料金の値上げを発表しました。
商標権の更新の費用も値上がりします。
そのため、商標登録の更新の期限が、2022年の方は、2022年3月までに手続するのと、2022年4月以降に手続するので、費用が変わります。
そこで、商標権の更新の費用を安くする方法を説明します。
1.商標権の更新料の値上げ
国に出願して、登録されて、商標登録になります。
そして、商標権となります。
商標権の存続期間は、商標登録を受けた日から10年です。
逆に言えば、商標権は、商標登録を受けてから、10年が経過すると、手続しないと、消滅してしまいます。
しかしながら、特許庁に、商標権の更新申請書を提出して更新料を納付すると、さらに、10年間存続期間を延長させることが可能です。
今回、商標権更新料も値上げが行われます。
商標権の更新の時の費用は、指定する区分の数に応じて料金が計算されます。
商標権更新は、5年、又は、10年のいずれかで、納付ができます。
今回の値上げにより、10年の場合は、1区分ごとに4,800円の増額となります。
5年の場合は、200円の増額ですので、前期後期と合わせると400円の増額ということになります。
整理すると、商標の更新登録申請は、10年の場合、区分数×43,600円、5年の場合、区分数×22,800円になります。
2.商標権更新の納付する日で費用が変わる
今回、値上げになるのは、2022年4月1日からです。
4月1日以降に特許庁に手続をし、納付すると、値上げした料金になります。
なお、値上げする前の金額で、前期分の商標権の更新料を納付している場合は、4月1日以降でも後期分の商標権の更新料は値上げ前の金額で計算されます。
そこで、商標権の更新を安くする方法としては、2022年3月31日までに納付の手続を行うことです。
しかし、商標権の更新申請は、いつでも行うことができるものではなく、手続期間は、存続期間が満了する日の前6ヵ月間とされています。
そのため、2022年3月31日の時点で、商標権の更新料の納付手続の可能な存続期間満了日は、2022年9月30日です。
2012年9月30日までの登録日であるならば、2022年3月31日までに商標権の更新手続を行うことで、商標権の更新の費用が安くなります。
3.商標権の更新の期限を過ぎた場合
登録日を過ぎてしまったらどうなるのでしょうか?
登録日を過ぎたら、手続できないわけではありません。
登録日から6ヵ月以内の場合は、商標権の更新の手続ができます。
しかしながら、特許庁に納付する商標権更新料が、倍の2倍になります。
値上げ後の金額で計算しますと、登録日までなら、10年の場合は、1区分ごとに43,600円なのですが、期限を過ぎてしまうと、倍の87,200円になります。
商標権の更新の費用を安くするためには、登録日の期限までに、納付しましょう。
なお、登録日を過ぎて、6ヵ月以内に、商標権更新の手続がない場合は、その存続期間満了の日に遡って消滅したものとなります。
商標権が消滅した後でも、更新の手続をすることができなかったことについての正当な理由があれば、商標権を回復させることが可能ですが、ハードルが高く、条件が課されます。
商標権が消滅してしまい回復することも難しいという場合には、また、再度、出願する必要があります。
ただし、その出願する前に、他人が出願していた場合は、商標権を取得できない可能性もあります。
商標権の更新の費用を安くするためには、期限までに行いましょう。
商標権の更新申請の手続、商標登録について、困ったなど、お気軽にご相談ください。
お問合せで、ご料金は発生しません。
商標登録の印紙代の新料金について
商標登録の印紙代は、一部、2020年4月から値上がりします。
詳細は、以下になります。
印紙代の名称 | 2022年3月31日まで | 2022年4月1以降 | 値上がり幅 |
商標登録出願 | 3,400円+(区分数×8,600円) | 3,400円+(区分数×8,600円) | 同じ |
商標登録費用 | 区分数×28,200円 | 区分数×32,900円 | 4,700円高 |
商標登録費用
分納額(前期・後期支払分) |
区分数×16,400円
前期・後期合計32,800円 |
区分数×17,200円 前期・後期合計34,400円 |
800円高
1,600円高 |
更新登録費用 | 区分数×38,800円 | 区分数×43,600円 | 4,800円高 |
更新登録費用
分納額(前期・後期支払分) |
区分数×22,600円
前期・後期合計45,200円 |
区分数×22,800円 前期・後期合計45,600円 |
200円高
400円高 |
防護標章登録出願 | 6,800円+(区分数×17,200円) | 6,800円+(区分数×17,200円) | 同じ |
防護標章登録料 | 区分数×28,200円 | 区分数×32,900円 | 4,700円高 |
防護標章登録に基づく権利の存続期間更新登録出願 | 6,800円+(区分数×17,200円) | 6,800円+(区分数×17,200円) | 同じ |
防護標章更新登録料 | 区分数×33,400円 | 区分数×37,500円 | 4,100円高 |
ルーマニアのアカシア蜂蜜は有名。
9月17日から9月25日までお休みをいただきます。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
コロナ後に、どうなるのか、興味深いです。
例えば、コロナ後に、飲食業は回復するのか、と聞きました。
女性に、200人に聞きましたが、
その回答は、回復しないが140人で、回復するが38人、わからないが12人でした。
回復しない理由として、コロナでの飲食に行かない生活に慣れてしまった、テイクアウトが発達したためコロナ後は飲食にはあまり行かなくなり、回復しないというのが主なものです。
また、コロナ後は観光業は回復するのか、と聞きました。
その回答は、回復するが120人、回復しないが72人、わからないが8人でした。
回復するとの理由として、コロナで海外旅行は行けなかったため、海外に行きたいとの潜在的なの願望が強いためなどが主なものです。
大手ドラッグストアの「マツモトキヨシホールディングス」は、宣伝などで使用する【マツモトキヨシ】のフレーズについて、2017年に音の商標として出願しました。
しかしながら、「他人の氏名が含まれる」と拒絶されました。
その後、特許庁の審決取り消しを求めた訴訟において、知財高裁は、マツモトキヨシホールディングスの主張を認める判決をしました。
知財高裁は、全国的に著名で、問題のフレーズはCMソングなどで広く知られている。「フレーズから連想するのはドラッグストアとしてのマツモトキヨシで、人の氏名を指すものとは言えない」との判断をしました。
商標法は「他人の氏名」を含む商標を、同姓同名の他人の承諾なしには登録できないと第4条1項8号に規定しています。
ちなみに、音の商標は2015年に導入されました。
8月7日から16日までお休みをいただきます。
よろしくお願いします。
スロベニアでは、オレンジワインが有名です。
ヨーロッパにはよく行きました。
その中でも、スロベニアは経済的に豊で、品があり、明るく、自然豊かな印象を強く持ち、最も好きなところです。
また、美人が多いですよ笑
オレンジワインは、スロベニアの他にも、ジョージア、イタリアのヴェネツィア・ジューリア州でも生産されています。
オレンジワインは、白ブドウを破砕した直後、圧搾せず、数時間、果汁に果皮を浸します。その後、果皮と果汁を圧搾する方法で生産します。果汁に果皮を浸すことにより、黄色系色素が出て、オレンジに近い色調になります。
その結果、酸味が弱くなり、口あたりよく、まろやかなワインになります。そして、よい香りになります。自然で、飲みやすいです。
まるや八丁味噌(愛知県岡崎市)は、創業が延元2(1337)年です。
今でも八丁味噌を作り続けています。
八丁味噌と呼ばれ、木桶仕込み、天然醸造で2年以上時間をかけることなどその品質の高さから全国的に有名になりました。